1986-10-23 第107回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
中型底刺し網漁船は、二十三隻全船の減船を余儀なくされた。これは、この漁業の場合に、ソ連二百海里から締め出されたら操業する漁場がないから、これは全船減船しなければならないわけであります。石崎道水産会の会長は、今回の政府決定額について、この金額ではとても受けられない、計画どおりに減船を実施できるかどうかわからない、そういうコメントも出しております。
中型底刺し網漁船は、二十三隻全船の減船を余儀なくされた。これは、この漁業の場合に、ソ連二百海里から締め出されたら操業する漁場がないから、これは全船減船しなければならないわけであります。石崎道水産会の会長は、今回の政府決定額について、この金額ではとても受けられない、計画どおりに減船を実施できるかどうかわからない、そういうコメントも出しております。
○政府委員(佐野宏哉君) 先生今御指摘の中型底刺し網のような場合はソ連水域にしか漁場を持っておりませんから、底はえ縄というようなことを考えるかどうかは別といたしまして、底刺し網としてはだめなものはだめということになってしまうわけでございます。
○下田京子君 ソ連側の言い分というものは今お話しになったことでわかるわけですけれども、今回の妥結の中身に対しまして、もう大臣も御承知だと思いますけれども、根室の中型底刺し網漁業の船主等は何て言っているか。
さらに一歩詰めれば領海十二海里の宣言の問題が一番の決め手になることは言うまでもありませんが、これはきょうの一時から宮澤外務大臣の出席を求めて、農林大臣と両大臣に政府としての見解をただしたいと思うわけですが、なぜ当委員会においてそうした禁止区域等の問題を強調するかというと、ちょうど昭和三十三年の九月に、これは国内の漁業の紛争から生じたわけですが、中型底びき網漁業の禁止区域を拡大する必要があるという議論
それはいまのところ中型底びき網の北転船が六二%の増、それから沿岸近海カツオ一本釣りなどが四四%増、そういったものに始まって、遠洋では北洋母船式底びき網の二五%増、また遠洋カツオ一本釣りが二八%増というわけで、マグロは御存じのように昭和三十七年以来停滞ないしは減少しているわけでありますが、そういうふうに伸びているわけでありまして、その他のマグロをはじめとする有力な漁業というものは伸び悩みもしくは減少であるわけであります
されまして、さらに、この資金と韓国の内貨百五十億五千四百ウォンを使用して韓国水産振興計画案がまとめられ、去る三月六日の韓国国会で承認されたというようなことがまあ伝えられておるわけでございますが、その内容を見ますと、まあかりにその水産計画案の漁船のところだけを見てみましても、今後の一つの計画といたしましては、小型漁船十トン型を一千隻、中型漁船二十トン型を五百隻、それから大型底びき船百トン型を二百隻、中型底
○湯山委員 中型底びきについてはおっしゃったとおりです。ただ、私が通年と申し上げましたのは、一カ月という意味で、これは当然その程度の時期は必要だと思います、漁具の整理その他のために。しかし、三カ月と一カ月ではたいへんな違いがある。そこで、申し上げたい点は、大体困っているのはいまの三カ月——従来四カ月であったのがやっと三カ月になったわけですが、この連中は非常に困っている。
○湯山委員 先ほど中型底びきと小型底びきの御質問がありまして、それについて、いずれも大体順調にいっているという御答弁がございましたが、それに関連して、中型、小型両方についてお尋ねいたしたいと思います。 その一つは、中型底びきの中に、通年操業が認められているものと、認められていないもの、何カ月間かは操業できないというのと、二通りあります。
特に関係者のわれわれに対する切なる陳情は、隠岐島近海で県外の中型底びき網船が百六十隻も操業し、隠岐島所属船はただの一隻である、そこで、構造改善対策として、昭和四十一年の許可更新期には、相当数の新規許可を隠岐島に与えるよう配慮されたいというのでありまして、われわれとしましても、政府の善処を希望しておく次第であります。
中型底びき、まき網あるいはサンマ、カツオ、マグロ、こういうふうに分けて書いてございます。いろいろサケ・マスを除きまして、それぞれ非常に上昇傾向にあるということが言えるわけでございます。サケ・マスは、これは日ソ漁業の関係で、毎年の生産量が削減されつつあるということを反映いたしておるわけでございます。
その転換をやっておるのは、この資料で見たらサケ、マス漁業からの転換とか、中型底引からの転換だとか、巻き網からの転換だとか、沿岸漁業からの転換だとか、まあその他二、三ありますが、そういうような工合で遠洋マグロ漁業への転換をやらしておるのです。ところが、その転換をやります際に、審議会等ではなかなか問題がむずかしくて結論が出なかったのが、ようやくこういうことになったということも聞いておるわけです。
ただいま御指摘の豊後水道の中型底びき綱漁業の問題につきましては、御承知のように他の漁区が二カ月ないし三カ月の禁漁期間でございますが、あそこは五、六カ月という長期の禁漁期間でございまして、先生御指摘のように業界からはその禁漁時期を労働者の確保のためにもまた経営の安定のためにもさらに縮めてほしいという要望は前から参っております。
豊後水道で操業しておる中型底びきですが、これには操業期間の制限がありまして、その制限があるために操業できないので水揚げが少ない、それでいまの労務の近代化ができない、何とかならないかといった訴えはしょっちゅう来ております。
サケ・マス漁業からの転換といたしまして一万五百トン、それから沿岸漁業の新規のワクといたしまして三千八百トン、それから中型底びき網漁業からの転換分といたしまして二千九百トン、まき網漁業からの転換といたしまして一千四百トン、日本海サケ・マス漁業からの転換といたしまして千二百トン、それから特別にフィジー島の基地漁業といたしまして千百トン、合計二万九百トン、こういうふうに記憶いたしております。
一方、海洋漁場の開発を促進するため、中型底びき網漁業の新漁場の開発調査、日本海北方冷水域開発調査及び国際漁業生物調査の実施、国際印度洋調査への参加等に必要な経費一億五千四百万円を計上いたしております。
一方、海洋漁場の開発を促進するため、中型底びき網漁業の新漁場の開発調査、日本海北方冷水域開発調査及び国際漁業生物調査の実施、国際印度洋調査への参加等に必要な経費一億五千四百万円を計上いたしております。
沿岸漁業は中型底びき船等におきまして常に荒されている現状で、私は北海道の出身ですけれども、その騒ぎは年がら年じゅうです。
ただ、私、水産庁へ来ましてから感じましたことは、取り締まり――先ほど松井先生も、罰を重くしてもなかなかやめぬとおっしゃいましたが、中型底びきと沿岸漁業の人とを比較しますと、割合に上の階層の人の漁業違反が多いので、こういうものについては厳重に取り締まる必要があるというようなことで、実は八幡浜でございましたが、あそこの底びきを取り消したことがございます。
底びきの一般的な漁業の問題でございますが、実は中型底びきの操業の形態は実に千差万別と言えば語弊がありますけれども、地域によりまして非常に操業期間の問題、それから操業区域の問題先生おっしゃいました夜間操業、昼間操業の問題、実は非常にまちまちになっております。
と、北洋漁業の関係において一万五百トン、あるいは中型まき網漁業の関係で千五百トンであるとか、中型底びき網の関係において三千トン、あるいは補充用の関係に二千五百トンをリザーブするというような、いろいろな内訳で現在カツオ・マグロの新規許可の問題を考えておるわけですが、今回カツオ・マグロの新規許可に踏み切った経緯というのは一体どこにあるのか。
でありますので、たとえば中型底びきでございますれば、何年かすれば、その際に何千隻というものが一斉に許可の更新になるというようなことがあるわけでございます。
それから沖合い漁業につきましては、中型底びき、揚繰きんちゃく、サンマ棒受、サケ・マス流し網、サバ羽釣、サバ一本釣、マグロはえなわ、カツオ一本釣をいっております。カツオ一本釣とマグロはえなわは二十トン以下であります。それから突棒、これを沖合い漁業として取り上げております。
一方、海洋漁場の開発を推進するため、マグロ漁場、日本海北方冷水域漁場の開発調査及び中型底びき網漁業についての転換漁場調査を実施し、また北洋及び東海黄海の生物資源調査を実施することといたしておりまして、これらについて一億二千七百万円を計上いたしております。
具体的な問題を一つあげれば、たとえば、沿岸の漁業の振興発展をはかる場合の大きな阻害要因としては、中型底びき網漁業が非常に阻害しておる。底びき網漁業というのは生産性とか収益性の上から見ればこれは漁法としては近代的であるかもしれないが、しかし、資源の保護あるいは培養というような点、あるいは沿岸の零細漁業を守るという点から見ると、これは非常に阻害原因になることは御承知の通りなんです。